梅雨も明けない6月半ば。この日の気温はなんと30度超。
今日は40周年記念大会の第二戦、戸手本町さんとの一戦です。
この大会は4チームずつのグループリーグでまず総当たり戦をおこない、上位チームが決勝トーナメントへ進む、というもの。
5月におこなわれた初戦を逆転負けで落としているペガサスにとって予選リーグは残り2試合。もう後がなく負けられない一戦です。
ペガサス先攻で迎えた初回。先頭のS3がファーストストライクを逃さずに痛打。
ショートやや深めの打球は内野安打になりました。次の一球ですかさず盗塁も決めてわずか3球でノーアウト2塁。理想的な展開でチャンスメイクします。
が、ここから頼みの中軸がなんと3者連続三振。ときには力強い球、ときにはコースいっぱいに決まる球、とメリハリのきいた投球で手玉にとられてしまいます。
嫌な流れで迎えた1回裏。今度は相手打者にレフトオーバーの大飛球を打たれてピンチ。しかし守備陣の機敏な動きでツーベースにとどめると、セカンドY4がライト前に抜けそうな打球に追いつくファインプレーで3アウトチェンジ!こちらは全員野球で切り抜け得点を許しません。
強豪にもなんとか喰らいつくのが最近のペガサス。続く2回もK8が鋭いショートライナーを飛ばすなど攻めの姿勢をみせますがなかなかチャンスがつくれません。お互いに無得点が続きます。
重たい試合が動いたのは2回裏。ヒットとフォアボールで無死満塁の大ピンチ。ここから守備の乱れも重なりペガサスは一挙6点を失ってしまいます。
終わってみれば7-0の4回コールド負け。
初回以外は2塁を踏むことすら許されず、4番K1が最終回に意地をみせたライト前ヒット1本のみ。2安打無四球完封負け。
12個のアウトのうち実に9個が三振。3-4回にかけては5者連続三振を喫する完敗。
敵ながら天晴。見惚れてしまうピッチングでした。
そんな試合の中でも希望はありました。
四球と守備の乱れから大量失点を喫した2回裏、悔し涙を流す選手もいる中、「まだ試合は終わっていない、切り替えていこう」と声をかけあう選手たち。
終始押され気味ながらも気持ちを切らさず落ち着いたマウンドさばきをみせたK1やO10のピッチング。
試合中にミスを引きずるのはよくないこと。でも顔を上げて再び前を向けばその涙はきっと力になります。
前回に引き続き強豪に喰らいつこうとしながらの力負け。でもどちらの試合もチーム一丸で向かっていっての敗戦。ストーリーはまだまだ続く。ペガサスの次戦に期待しましょう。
戸手本町さん、暑くて熱い試合をありがとうございました!
<おまけ>
この日行われた別の試合、炎天下で我がペガサスの某コーチが公式戦審判デビュー。
デビュー戦ながら貫禄あふれるいでたちで文字通り熱い戦いを裁いていました。
(ちなみに主審ではなく1塁塁審です)
心なしか顔が赤いのはお酒を飲んだわけではなく暑さのため、です。きっと(笑)